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ここで紹介したカーフェーホンツァ以外にも、日本では飲めない変り種飲料が台湾にはいろいろある。その中で、ぜひとも試してもらいたいのが高雄牛乳大王のパパイヤミルク（牛乳木瓜汁）だ。高雄牛乳大王というのは、ま、マクドナルドのようなファーストフードのチェーン店なのだけれど、そこの名物が五〇〇ｃｃのパパイヤミルク。量が多いので、食前にこれを飲んでしまうと大失敗ということになるが、街歩きの最中にブラリと寄って飲むにはなかなかいける。パパイヤにはちょいとくせがあるので、あの味がダメという人には向かないかもしれないが、そうでない人にはぜひとも挑戦してもらいたい。高雄牛乳大王に対抗して六〇〇ｃｃを売り物にしている店をみたことがあるけれども、さすがに量が多ければいいってものじゃない。 また、果物の豊富な国だけあって、さまざまな果汁を楽しむこともできる。僕が試した中では、スイカミルクというのが予想を見事に裏切って、とてもおいしかった（まずいと予想しといて、なんで注文してしまうんだろうね）。屋台街などに行くと、こちらの考えてもみなかったようなジュースがあるので、好奇心の旺盛な人はおなかを壊さない程度に試してみるのもいいだろう。 あと、セブンイレブンなどにも、訳の分からないジュースがいろいろとある。僕がためしに買ってみたのは「中華豆c 芋頭沙」という缶ジュース。これは実に甘かった。ようするに小豆のジュースなのだ。しかも、口の中に妙な後味が残るというしろもので、とてもじゃないが飲み切ることはできなかった。こういうハズレもたくさんあるので、ホント、実に楽しいのですよ。
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