2019年に観たフィリピン映画

【バルセロナ：ある愛の物語（Barcelona: A Love Untold）】2016年

監督：オリヴィア・Ｍ・ラマザン
キャスト：キャスリン・ベルナルド、ダニエル・パディーリア




　以前、英語字幕版で観ているのだけれど、ネットフリックスにて日本語字幕版を観る。あらためてストーリーの紹介等は繰り返さないので、気になる方は以前のレビューをご覧ください。（以前のレビューはココ）

　以前観た時には、微妙な部分で英語字幕を読み切れず、いささか消化不良気味の感想となってしまったのだけれど、日本語字幕付きだとストレスなく物語の世界に入り込め、すんなり感動してしまう。「いまいち」という感想を持った過去の自分にカツを入れたくなってしまう。
　エリとミアが抱える家族との葛藤などが、実に切なく伝わってくる。しみじみといい作品ではありませんか。うん、日本語字幕版で見直してよかった。ネットフリックスには、『She's Dating the Gangster』『Crazy Beautiful You』といったキャスリン・ベルナルド＆ダニエル・パディーリア主演の大好きな作品もあるので、いずれ見直してみよう。

　あらためて見直して気がついたのだけれど、アイコ・メレンデス（Aiko Melendez）の息子役で出ているのって、いま人気のジョシュア・ガルシア（Joshua Garcia）ではありませんか。前に見た時にはまだそれほどメジャーじゃなかったので気にもしなかったのだけれど。本作の次に出演した『Vince & Kath & James』でジュリア・バレット（Julia Barretto）と共演して、一気に人気が出たんだよなあ。こういう発見もあるので、たまにはすでに観た作品を見直すのもいいものですね。